今回は呪われた心霊動画XXX(トリプルエックス)7のレビューです。
少し間が開きました。(プライベートでいろいろありまして・・・。)
少し体験したこともあるので、その辺もいずれお話しできたらと思います。
さて、前作を紹介してから間を開けてのパート7です。それでは、行ってみましょう。
43 夢の続き
投稿者の女性が実家で発見した、8mmテープに収められていた映像です。
その中に、覚えのない廃墟のような映像があったそうです。
投稿者はその廃墟の映像を見て、過去に見た夢を思い出しました。
夢では、どこかの建物で何者かに追いかけられていました。
息遣いから、男性であると確信していたそうです。その夢の建物と、映像の廃墟は同じものではないか、と投稿者は語ります。
問題の映像では、少女のすすり泣くような声が響く中、廃墟の中を白い影がゆっくりと動きます。
一度画面外に消えた白い影。
「たすけて」という少女のはっきりとした声が聞こえたとき、カメラの前に白い影が突如として現れ、カメラをのぞき込むように動きます。顔はわかりません。
そこで映像は終了します。
インタビュー後、投稿者と思われる女性から留守番電話が入っていました。
「顔見た顔見た顔見た顔見た・・・」
投稿者に連絡を取りますが、繋がりません。その後、投稿者の弟から交通事故で投稿者が死亡したことを知らされました。「たすけて」といいながら、自ら車道に飛び出したそうです。
44 足音
投稿者の当時付き合っていた彼氏が眼鏡型隠しカメラで撮影した映像です。
彼氏は付きまといや謎の足音に悩まされていたそうです。
問題の映像ですが、住宅街を歩いていると男性の後ろ姿を発見します。その後ろ姿は、撮影しているはずの彼氏の姿そのものです。
恐る恐るその背中に近づき、声を掛けます。
その時背後から気配が。振り向くとそこには歪んだ顔がありました。
45 ドローン探偵
投稿者がドローンを購入し、飛行可能な河川敷で練習する様子を撮影した映像です。
練習していると、スーツ姿の男性が声をかけています。
スーツは大きく気崩されており、一目見て正気ではない様子が伝わります。
男性は「許可取っているのか」「変なもの飛ばすな」「プロキシー」
などと言いながら怒鳴っています。その日はそれで撮影を終えます。
後日同じ河川敷でドローンを飛ばしていると先の男性を発見します。
その男性をドローンで追跡する投稿者。男性を発見しますが、その付近でドローンを追跡させてしまいます。
恐る恐る近づき、ドローンを拾う投稿者。男性に見つかり、急いでその場から逃げ出します。
その男性のそばには、半透明の、背の高い異形の何者かが佇んでいました。
スタッフが「プロキシー」について調べると、「プロキシーズ」という言葉を発見します。
プロキシーズとは、アメリカ発祥の都市伝説「スレンダーマン」の手下の名称とのことでした。
46 水音
45 足音 と同じ河川敷で撮影された映像です。
投稿者が友人と河川敷で撮影しながら遊んでいると、ふらふら歩く男性を発見します。近づいていくと男性の姿はなく、そこには古いアルバムが落ちていました。
アルバムには一人の女性の写真が何枚も収められており、すべて盗撮されたような写真でした。
ページをめくっていくと、あるページに収められた4枚の写真の女性すべてが一斉にこちらを向きます。
驚いて立ち上がると画面がフリーズし、撮影できるわけのない、アルバムをめくる投稿者と友人を遠くから撮影した映像が一瞬映ります。
投稿者は逃げ出しました。
47 瞳の光景
43 夢の続き の投稿者の弟から送られてきた映像です。
実家に差出人不明で送られてきた映像だそうです。
映像では、男性2人が 夢の続き で収められていたものと同じ廃墟を探索する様子が収められています。
撮影していると突然カメラの前に大きな瞳が映ります。
瞳の中には刃物を振りおろす男性の姿が映り、瞳がまばたきをするとそのまま消えてしまいました。
瞳が消えた直後、探索する男性の背後に佇む人型が映ります。その人型はカメラがぶれると消えてしまいます。
投稿者が調べたところ、その廃墟は過去に子どもが殺害された現場であったということです。
さらに映像を詳しく調べると、パート6に収録されていた「アケチ野ハウス」の廃墟と同一のものであることが判明しました。パート6「アケチ野ハウス」においても、少女の霊が映っていたのでした。
再びスタッフが 夢の続き の映像を確認したところ、ありえない変化が起きていることに気付きます。
白いシルエットのみだったはずのその映像には少女の遺体が映り、さらに白いシルエットがカメラに近づいた際、男性の顔がはっきりとおさめられていたのでした。
まとめ
パート6との繋がりを感じさせる構成もですが、何より1本の作品内で映像が変化するというのは他にはない、非常にユニークなものだと思います。
他でこの作りは見かけないので、変わった作品を見たい!という人にはおすすめです。
おすすめ度は星5です。
それでは、また。
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