今回は、「放送デキナイ禁断霊映像3」のレビューです。
以前はパート1、パート2ともにアマゾンプライムで見れていたと記憶していたのですが、ありませんでした・・・。
スタッフのキャラ濃い目のシリーズです。
それでは、行ってみましょう。
地を這うもの
泥棒が出たために設置した、防犯カメラの映像です。
ゆっくりとキッチンに忍び込んだ泥棒、突然、叫び声をあげて逃げ出してしまいます。
泥棒が見ていた視線の先から、女性と思しき人物が床を這うようにカメラ前まで進んできます。
女性はカメラを見たかと思うと、唸り声をあげてもとに戻っていきました。
投稿者は地を這う女性に恋をした様子。そんな話をしている背後、窓の向こう側にじっと投稿者を見つめる女性の姿があったのでした・・・。
防犯カメラ映像はともかく、まばたき一つせず投稿者を見つめる女性はなかなかにぞっとしました。
東京食人族
街中で謎の声を投稿者が、その声のするほうに近寄った際の映像です。
その声のほうでは、人間の死体をむさぼる男性がいたのでした。
その顔は鬼のように顔が歪んでいました。
改めて現場に戻る投稿者。そこにはその姿も、血の一滴すら残ってはいないのでした。
CGでなく実際の人でやっているので、臨場感がありよかったです。
八尺様
言わずと知れた洒落怖ヒロイン、八尺様の映像です。
駐車された車の影から道路を撮影した映像。
人が通り過ぎる中、以上に背の高い、白いワンピースと白い帽子の女性が通り過ぎます。
顎が異常にとがっています。(笑)
シンプルに人をでかく拡大合成した感じです。
お泊り会
シャワーを浴びている男性を撮影した映像です。(盗撮ではありません!)
日焼けしていない白いケツがまぶしいです。
終電を逃した後輩が先輩宅に押し掛けたそうです。
そのまま浴室で会話をしていると、お湯をはった浴槽に女性の顔が浮かび上がります。
驚いた後輩男性は、全裸のまま浴室を飛び出したのでした。
正直、どこがどう顔なのかわかりませんでした・・・。
時空間幽霊
自宅にてラップ音に悩まされる男性が、証拠としてカメラを回した映像です。
いつもラップ音がなるという時間帯に、カメラを回し始めた投稿者。
突如なにかがはじけるような音とともに、画面にノイズが走ります。
そのままはいなら2回、いいえなら1回と意思疎通を図る投稿者。
テンションが上がり、次々質問する投稿者。
男性ですか→いいえ
女性ですか→はい
20代ですか→いいえ
30代ですか→はい
あなたは自殺ですか→いいえ
あなたは殺されましたか→はい
それは身内ですか→はい
その殺した人は旦那さんですか→いいえ
殺した人は男ですか→はい
でてくることはできるんですか→返事なし
形を見せることはできるのですか→はい
さらにテンションのあがる投稿者。
出てきてくれるかな→はいの返事と同時に大きくノイズが走り、その中にカメラに向かってくる女性の姿が。
ラップ音とノイズをあわせるのが画期的でいいなと思いました。
ヒトアヤツルムシ
謎のアイドルらしき2人から話をきくところからスタートします。
2人がダンスの個人練習を撮影した映像に不審な人物が映ります。
ダンスをしている2人。その背後に徐々に人が集まり始めます。
3人の不審な人物がアイドルの1人に近づき、腕を引っ張りどこかに連れて行こうとします。
不審人物の首筋には、謎の大きな虫がくっついていたのでした。
・・・まあどう見ても人形です。(笑)
リアル(前編)
何かにおびえる男性。
息を荒げながら、カメラに語りかける男性。
「どうしたらいいかわからない」「ずっとでてくる」などと、要領を得ない言葉を発します。
その首はかきむしりすぎて爛れており、それをカメラに見せようと近づき、離れると男性のそばに黄色い着物、顔を複数枚のお札で覆った女性が現れます。
この映像についてスタッフが調査をはじめます。スタッフによると、この霊は洒落怖の「リアル」にでてくる幽霊ではないかと仮説を立てます。
ベットに腰掛ける幽霊はしっかりとした質量を感じます。
幽霊銀座
夜の映像です。
どこかを徘徊する様子が長々と収められています。
何も起こる様子のないまま時間が過ぎていきます。
しかし、カメラの明度をあげると、その長い映像中に複数の幽霊が収められていたのでした。
一切気づくことのないまま投稿者は撮影を終えるのででした。
リアル(後編)
スタッフたちがリアル(前編)の撮影者を取材しに行きます。
スタッフのクセがすごく、撮影者の母親も異常なテンションでカメラにピースするなど収拾のつかない状況になっています。
芸人みたいなディレクター、ハイテンション棒演技美女、以上テンション母親、呪いで限界に達している撮影者が入交り、カオスな状況で取材は続きます。
そのうち、暗視カメラを設置し様子をうかがうことにしたスタッフたち。
深夜に目を覚ました撮影者は、スタッフや母親が寝ていることを確認します。
突然ノイズが走り、女性の霊がカメラに顔を伸ばすところでカメラが消えます。
スタッフたちが目を覚ましたところ、撮影者は姿を消してしまいました。
なにせ取材中のクセが強いので、好みが分かれるかもです。
怪しい獣
防犯カメラ映像です。
男性に腕を引っ張られている女性が、腕を振りほどき逃げだします。
町の監視カメラには逃げる女性と追う男性。
タブレットで講演を撮影する男性に助けを求めますが、そのまま逃げ去ってしまいます。
タブレットに残されていた女性の顔は、半分猿の顔になっていました。
まとめ
数ある投稿系心霊作品の中でも、個人的にトップクラスの異端児かなーと思っているシリーズです。
都市伝説を扱ったり、心霊以外のものが多いのも特徴です。
心霊演出もCG合成より、人が演じていたり特殊メイクだったりと手の込んでいる演出でいい感じです。
何よりスタッフが濃い!!ここまで行き過ぎていると、スタッフの検証が苦手な人も一周回って面白く感じるかもしれません。
おすすめ度は、心霊作品としては星3、クセつよ作品としては星5です。(笑)
ちょっと変わり種を見たい!という人にはおすすめです。
それでは、また。
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