私の住む大阪屈指のディープスポットである味園ビルの解体が検討されている中、今年いっぱいで飲み屋街が全店閉店するというニュースが流れました。
今回は、味園ビル、味園ユニバースのことを忘れないためにも、語られている怖い噂を自分が知っている範囲で書いていきます。
自分のための備忘録も兼ねています。それでは、いってみましょう。
味園ビルとは
味園ビルは、1950年にオープンしました。その中にユニバースというキャバレーがあり、一般的に「味園ユニバース」と呼ばれています。
キャバレー閉館後、そのハコはイベントやライブで使用されており、私も一度中に入ったことがあります。
平成生まれの私が見ても、「バブルってこんな感じだったんだな」という印象を受ける、煌びやかな装飾を覚えています。
話は少し脱線しますが大阪にはグランドサロン十三というキャバレーもあります。そちらもイベント等で使われており、あるイベントで中に入ったこととがあるのですが同じく煌びやかな装飾とバブリーな雰囲気でした。また行ってみたいものです。
話は戻りまして、その味園ビル、幽霊の噂があります。
その1 トイレにいる幽霊
味園ビルの奥のほうにある階段の近くにあるトイレに、男性の幽霊が出るという噂があります。
うろ覚えなのですが、女子トイレにでるとか何とか。
キャバレーが現役のころからその噂があったということで、噂を知っている人はそのトイレを使わなかったらしいです・・・。
その2 上階の怪異
ある人の体験談です。
その人は味園ビルの2階、飲み屋街の友人の店に初めて行くことにします。
初めて入る建物、案の定迷ってしまいます。
なぜか友人に電話がつながらず、仕方なくひとりでフロアを彷徨っていると、飲み屋街の色んなお店の備品が置いてある廊下のような所にたどり着きます。
「入ったらダメなところにたどり着いてしまったな」と思っていると友人からの着信。
その電話の指示に従って、無事にたどり着くことができました。
友人と話をして、すぐにおかしなことに気付きます。
備品が置いてあるところは開閉柵で立ち入りできないようにされており、そもそも階が違うというのです。
そんなはずは、と友人にお願いし一緒に確かめたところ、確かに鍵のかかった柵がありました。
その人は階を上がった覚えもなく、友人にしたという電話は、友人の携帯に着信履歴がありませんでした。
まとめ
私自身実際に飲み屋街に行ったことが無いので、閉店までに一度は行きたいな、と思っています。
歴史ある建物には、それぞれ不思議な話がつきものです。
ぜひ現地に行って、その空気を味わい、そこで生きる方々から話を聞いてみたいなと思います。
それでは、また。
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