今回は、本当に映った異世界動画 投稿10本 のレビューです。
アマプラを巡回して見つけました。きさらぎ駅などが有名な異世界ジャンルのみを収録した作品のようです。
十影堂の作品なので、合成はわかりやすいと思いますが・・・。
コンセプトが面白いので、楽しみです。
それでは、行ってみましょう。
見知らぬ駅
撮影者の友人が、送られてきた映像を拡散させた映像です。
無人駅に降り立ちますが、駅名が文字化けしており何が書いているか分かりません。
恐る恐る駅を出ますが、町並みはごく一般的な田舎のようです。車や民家はありますが、人気は一切ありません。
しかし駅前に設置されているのぼりも、掲示板も、標識に至るまですべての文字が文字化けしているような謎の文字の羅列になっています。
「どこだよここ」というつぶやきで、映像は終了します。
後部座席
タクシーの車内カメラ映像です。
車を止め、女性を乗せます。
行き先を確認すると、品川駅まで行きたいとのこと。目的地に向かいます。
運転していると突如として、荷物を残し女性が姿を消します。
車の窓から見える景色が停まると同時に女性が消えるので、違和感があります(笑)
異界からの生配信
地震が起きたタイミングで、実況生配信をした映像です。
女性が一人で配信をしています。揺れがおさまったところで、突然部屋の電気が消えます。
驚く女性に追い打ちをかけるように、部屋の電話が鳴り響きます。
パニックになる女性。やがて音が止み、部屋に電気がつくと、突然テレビの電源がつきます。
ニュースのようです。地震速報のようですが、速報のアラームは何とも言えない不協和音になっており、アナウンサーは日本語ではない謎の言語を話し、表示された地図は日本列島を逆さにしたようなもので、文字も文字化けしているような謎の文字になっています。
この配信があった日時、日本で地震は観測されていなかったそうです。
飛び降り
自殺しようとする女性を見つけた男性が、興味本位で撮影をした映像です。
ビルの屋上に女性がおり、それを撮影する撮影者。「飛ぶんだったら早く飛べよ」などと心無いことをつぶやいています。
女性がついに飛び降ります。飛び降りた女性は直立不動で服もはためきません(笑)
女性は落下する途中に現れた謎の穴に吸い込まれていき、そのまま消えてしまいました。
失われた街
1.見知らぬ駅の続きです。
駅を降り、街を歩く撮影者。相変わらず家と車はありますが、人はひとりもいません。
やがて踏切を発見しますが、そこに掲示された標識の文字も読めない謎の文字です。
そのまま進んできます。途中橋を発見しますが、相変わらず読むことができません。
撮影者は現在行方不明になっています。撮影者の友人に取材をしたところ、行方不明になる前に撮影者から届いたメッセージは、町で見かけた謎の文字のようになっており、読むことができないものでした。
救出
トンネルの出口付近に設置された定点カメラ映像です。
横断歩道のないところを男性が歩いています。そこに車が向かってきます。
ぶつかる、と身を固める男性。突然黒いスーツの男が現れ、その男性と共に瞬間移動します。
何が起こったのかわからず呆然とする男性。黒いスーツの男はそのまま去っていきました。
失われた風景
かつて間違い探しというタイトルでネット上に出回っていた映像です。
車から撮影されています。
何の変哲もない映像のようですが、実はこの映像、東京タワーが映っていません。本来であれば目の前に東京タワーが見える道路だそうです。
消えた撮影者
拾ったカメラに収められていた映像です。
ネットで話題になった「エレベーターで異世界に行く方法」を本当かどうか検証する撮影者。
2階、5階、3階、4階、2階、5階と移動したところ、各階の数字ボタンが激しく明滅し、「え?」という撮影者の声と共にカメラが地面に落ちます。
その後開いたドアの先は、白い靄の漂う暗い空間でした。
スタッフが撮影された建物を特定し、エレベーターの監視カメラ映像を入手します。
その映像では、最後のボタンを押したところで男性の姿が突如として消え、開いたドアの先には赤い服を着た女性が立っていました。
黄泉への入り口
ウェアラブルカメラで撮影された映像です。
自転車でのアイクリングの様子を撮影する撮影者。
トンネルのなかで突如立ち止まります。
スマホを見ると、画面にノイズが走っています。
そのままトンネルを抜けると現実ではありえない、緑の空と異様な建物が広がっていました。
取材スタッフが撮影者を特定し、できる限り同じ状況でもう一度撮影を試みますが、何も起きることはありませんでした。
廃村の秘密
大学の心霊サークルの3名が廃墟を探索した映像です。
山奥の廃墟に侵入し、探索を続ける撮影者たち。
建物を出ると高台にカメラを設置し、その変に落ちているものを投げて遊び始めます。
すると、特定のところに投げたものが忽然と姿を消す現象を発見します。
撮影者の男性が離れている隙に、残る2名が恐る恐るものが消えたあたりに近づくと、空間に現れた穴に吸い込まれ、そのまま消えてしまいました。撮影者が戻ったところ、そこにはすでに誰一人残っておらず、電話をかけてもつながらないのでした。
まとめ
特殊な作品でした。
洒落コワを映像化した作品という感じで、面白い映像が多かったです。
異世界系の映像はちらほらありますが、それだけを特集したものはあまりなかったように思うので、好きな人にはたまらないのではないでしょうか。(笑)
おすすめ度は星4です。
それでは、また。
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