今回は厭~見てはいけない呪いの動画~をレビューします。
厭(いや)と読みます。
それでは、行ってみましょう。
残留私怨
長い前置きなくスタートするのが好印象です。
家の引っ越し後の荷ほどきをしている様子の映像です。
大量の段ボールに囲まれながら作業をする男性。
押し入れを開けると、その中に女性の顔が覗いています。
リプレイが映像を巻き戻して元に戻るという、ユニークな映像となっています。
追走の果て
公園でラジコンカーを走らせる様子を撮影した映像です。
手振れがひどく酔いそうな映像が続き、そのブレの中に一瞬女性の姿が映り込みます。
血の気のない顔は恐ろしく、明らかにこの世のものではない様子でした。
鏡面の境界
大学生が、学祭の出し物を話している様子の映像です。
姿見に映る女性の後ろ姿が、鏡の中の女性のみ振り返ります。その目は真っ黒で、白目がありません。
何番煎じやねんという感じの映像です。この手のやつはほん呪のが至高です。いずれ紹介できればと思います!
悪趣味
深夜、公園の公衆トイレで数人の男性が悪ふざけをしている映像です。
用を足している男性の隣、格子になっている部分に音もなく女性がたたずんでいます。
のぞきですね・・・。
闇から伸びる
スタッフ検証系のものです。
インタビューの発言がテロップで表示され、さらに強調したいワードは文字が大きくなったり、カラフルになったりと何とも言えない安っぽさが漂います。
関西のイントネーションで話すスタッフ2人、さらに男性スタッフがものすごいパワハラ男感で、だんだん見ているのがしんどくなってきました・・・。
その間もカラフルなテロップが随所に現れ、話が入ってきません。
このイライラ感は、完全に制作サイドの思惑に乗ってしまっている気がします(笑)
スタッフが映像が撮影されたトンネルに向かいます。
口喧嘩をしながらトンネルを進むスタッフ。
問題の映像では、トンネルを歩く女性の頭にまとわりつくように人の手が伸びています。
その映像が撮影された場所を発見したスタッフ。そこで映像を回すのに女性一人を残すパワハラ男性。
ついに頭をたたくなど、暴力行為でいうことを聞かせます。
男性スタッフ2人は地元住民に聞き込みに行き、女性一人がトンネル内に置き去りにされてしまうのでした。有名な「コワすぎ」シリーズにも暴力パワハラ上司が出てきますが、あの人は一本筋が通っているというか、魅力のあるキャラで。
このシリーズの男性スタッフはただただひどい奴です。
本当に痛い目見てほしい・・・。(笑)
後半につづきます。
ガサ入れ
投稿者の男性が、彼女の家にアポなし訪問した映像です。
カメラを回しながら次々引き出しを開けていく男性。彼女が嫌がるのも無視し、冷蔵庫を開けます。
すぐに彼女が閉めるのですが、一瞬開いた冷蔵庫の中に女性の生首が入っていました。
狭間くん
親戚宅で撮影された映像です。
親戚家族が寝ているところを撮影した際、家具の隙間に男性の顔が映ります。
なんで寝ているところを撮影するの・・・?
撮影者の思考が不気味です。
渚にて
友人と海に行った際の映像です。
こけて砂浜に転落した男性を映すと、海に引きずり込もうと男性にまとわりつく女性が映り込み、カメラの画角から外れた次の瞬間には消えてしまいました。
招かれざる客
彼女が料理をする様子を撮影した映像です。
キッチンの前、廊下に面した窓に人のシルエットが映り、窓を開けますが誰もいません。
窓を閉め、再び彼女を映すとその背後に男性の姿が映り込みます。
なぜか上裸です。
遺棄妖々
ハイパーヨーヨーのトリック解説動画です。
トリックを解説しながら次々披露する男性。
カメラが下を向き、それを直すためにいったん外したカメラがベッドの下を映したところ、そこにはさかさまの顔が映ります。
闇からのびる 後編
闇からのびるの続きです。
ひとり半泣きでカメラを回し続ける女性スタッフ。
聞き込みに行っているはずの男性スタッフはカフェでお茶していました。
やっと聞き込みしたところによると、トンネルでの怪現象は地元でも有名なものでした。
前編に引き続き、性格の悪いパワハラを繰り返す男性スタッフ。女性スタッフからの電話に出ようともしません。
調査の結果、トンネルの怪異は誘拐され、トンネルで餓死した名家の娘が原因ではないかと突き止めます。
その後、男性スタッフ2人は女性スタッフを放置し温泉に向かうのでした・・・。
まとめ
映像としては人が演じているものもあり、合成感は薄くてよかったです。
ただ、とにかくスタッフに魅力がない!!
スタッフが検証をするのは鉄板ネタですが、スタッフに魅力がなければ見てられないものになると知ることができました。いじめを見ているみたいでつらかったです・・・。
全体のおすすめ度としては、映像のクオリティ込みで星2です。
僕はしばらくこのシリーズ見ません。時間をおいて再チャレンジしたいと思います。(笑)
それでは、また。
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