今回はほんとにあった!呪いのビデオ21のレビューです。
今作には投稿映像の中でも特に有名な「鏡の中」という映像が含まれています。
それでは、行ってみましょう。
駅のホーム
大学生の投稿者が、サークル仲間との飲み会終わりに駅でカメラを回していた際の映像です。
騒がしくしながらホームで電車を待つ投稿者たち。
やがてホームに電車がやってきます。
電車に乗り込む一瞬、カメラが下を向いた際にホームと電車の隙間から白い手が覗いています。
暗がりから本当に伸びているように見え、本物っぽかったです。
ヘリコプター
ヘリコプターで空中から撮影した映像です。
広大な自然を映す中、半透明の顔、口元が映ります。
なにかをこちらに語り掛ける様子でした。
これまたかなり自然でした。
余命
地上波でも取り上げられたこともある、比較的有名な映像かと思います。
入院中の友人をお見舞いに行った際の映像です。
笑顔で話す闘病中の友人。ベッドに座って友人と話をします。
その背後、ベッドの後ろからこちらを見るように女性の顔が顔を出し、すぐに引っ込みます。
カメラが動く際、不自然に顔がぶれるので合成感ありますが、結構怖いです。
誘拐
誕生日会の映像です。
その映像の中で、子供の一人(Mちゃん)の顔が歪んでしまったそうです。
投稿者の母親とその誕生日会の主役である娘に取材を試みます。
その子供についてスタッフが詳しく聞くと、そのMちゃんは現在行方不明だそうです。
いなくなる前日までその子と話しており、本当に突然の失踪でした。
思い当たる節はないか尋ねると、母親からはその地域で古くから言い伝えられている神隠しではないかということ、娘からは失踪前、体に奇妙なアザがあったことを話します。
神隠しを疑ったスタッフは、さらにMちゃんの母親に取材をします。
当日普段通り家を送り出したが、学校から連絡があり登校していないことが発覚したとのことでした。
当日の目撃情報は全くなく、変な様子はなかったそうです。
問題の映像では、誕生日ケーキのろうそくを吹き消す直前、顔が大きくゆがんでいます。
消費者金融
消費者金融の電話音声をカメラで録画した映像です。
投稿者は闇金融から借金をしてしまいました。
その厳しい取り立てに、録音して通報しようと考えます。
電話口で恐喝される投稿者。その激しい罵倒に紛れ、女性の苦しむ声が聞こえます。
「許さない」
以降、不思議とその業者からの取り立ては無くなったそうです。
オーディション
映画のオーディションの映像です。
そのオーディションが行われたビルは、昔から曰くのあるビルだったそうです。
オーディションを受ける女性たちの背後の窓に、上から落ちるような影が映ります。
人影のようには見えませんが、落ちるスピードはリアルかなと思いました。
鏡の中
有名な映像です。
少女が三面鏡で遊んでいます。
少女が鏡を振り返った時、3つの鏡のうちの一つに映る顔だけがにらみつけるようにこちらを向いています。
顔色も少し悪く見えます。
鏡の中だけ動かない映像の中では、一番リアルです。個人的に本物だと信じたい(笑)
文化祭の噂
投稿者の通う高校では、見てはいけないビデオがあると言われていました。
投稿者は友人と捜索し、そのビデオを発見します。
その映像は高校の文化祭の演劇の映像で、舞台上部から飛び降り、首を吊っているような男性の姿が映ります。
投稿者とはその後、連絡が取れなくなってしまいました。
合成っぽかったです。
続・誘拐
Mちゃんについて取材を続けるスタッフ。
近隣住民から神隠しの言い伝えのある寺の情報を入手します。
その寺には神隠し伝説にまつわる掛け軸があったそうです。
しかしその寺は火事により廃墟となっており、掛け軸も燃えてなくなっていました。その寺に侵入するスタッフ。
そこではこけし人形を1体見つけた程度で有力な情報を得ることができず、別の寺に火事で燃える前の寺と、その掛け軸が映されたフィルムがあることを知ります。その寺に赴いてそのフィルムを入手します。
そのフィルムの包みには、こけしと書いてありました。
そのフィルムの映像に収められていた掛け軸は、Mちゃんの顔と同じく顔が歪んでいました。
その後Mちゃん宅の近隣住民から新たな話を聞くことに成功します。
Mちゃんの母親の再婚相手である父親から、Mちゃんは虐待を受けていたのではないかと言うのです。
失踪前夜もMちゃんの泣き叫ぶ声が聞こえていたとのことでした。
虐待の事実を確かめるべく、Mちゃんの母親にもう一度話を聞くスタッフ。
しかし激昂した父親に、怒鳴られ、そこで取材終了となりました。
まとめ
今回の取材パートはかなり長く、話も微妙でしたね(笑)
その一方で有名な映像も含まれており、安定のクオリティだったと思います。
おすすめ度は星5です。
それでは、また。
コメント