TXQ FICTION イシナガキクエを探しています(3) レビュー

今回はTXQ FICTION イシナガキクエを探しています(3)のレビューです。

今回が3回目、どのような結末を迎えるのでしょうか。

それでは、行ってみましょう。

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前回の検証

Youtuberのキラフが心霊スポットで見つけた写真は、年代鑑定したところ米原さんが所持していた写真と同一であることがわかりました。

池で発見した映像は、鑑定中ということです。

スタジオ1

安藤アナウンサーひとりがいるスタジオで始まります。

これまでいたラランドのサーヤや元警察官僚の男性、電話対応のスタッフの姿はなく、がらんとしたスタジオにひとりでいる様子に何とも言えない不安感を覚えます。

まずはVTRの紹介から始まります。

VTR

1987年に某県で生放送されていたテレビ番組の映像です。

視聴者が連絡先のわからない人を番組で探してもらい、番組内で再開するというコーナーです。

そこに現れたのは、若き日の米原さんでした。

米原さんはイシナガキクエさんを探しています。

イシナガキクエさんは、スタジオには現れませんでした。

米原さんは立ち上がり、司会の2人に写真のようなものを手渡します。

何か話しているようですが、ノイズがひどく何を話しているかはわかりません。

ノイズが収まると米原さんの声が聞こえます。

「キクエがもうこの世にいないってことを皆さんに確認してほしくて・・・」

司会の静止もむなしく、カメラに字の書かれた紙を掲げたところで映像が終わりました。

ノイズ修復の結果

映像で米原さんが司会者に訴えかけていた内容が、ノイズ修復によって判明しました。

「何体も処理しているんです」

「35も」

「見つからないのが一番いいんですけど」

カメラに向かって掲げた紙には、住所と電話番号が書かれていました。

スタジオ2

安藤アナウンサーが詳細を報告します。

・この映像は匿名の投稿である。

・見つからないほうがいい、というのは釈然としないが、真剣に探していたことは伝わる。

・カメラに掲げられた紙に書かれていた住所を元に、さらに追跡取材を進めていった。

追跡取材の結果

追加取材のVTRです。

紙に書かれていた電話番号は、現在使われていませんでした。

そこで、書かれていた住所に向かいます。

そこは米原さんの家からは離れており、明らかに誰かが住んでいる家でした。

家の付近で待機し、住人に取材を試みます。

住人男性(稲垣さん)に番組内で電話番号と住所が表示されたことを伝えますが、心当たりがない様子。

現在は独り暮らしの稲垣さんによると電話番号は以前、家族で住んでいた時に使用していた番号だそうです。

その番号を使用していた当時、稲垣さんは母親(乙さん)と同居しており、その母親は占い師をしていたそうです。

その住所の家に人が訪れ、占いを受けていたと言います。

その中に米原さんがいたかどうかはわかりませんが、当時の留守電のテープが残っていました。

その内容を再生します。

留守電の内容

留守電には様々な相談事が記録されていました。

どうやらお祓いのようなこともしていたようです。

スタッフはテープを借り、詳細に調査を始めます。

その中に、米原さんの相談もありました。

「1体見つけましたので、処置をお願いしたくお電話しました。代理店はこちらで見つけておきますので、とにかく今回もよろしくお願いします。」

スタジオ3

再び安藤アナウンサーが話します。

第1回放送で、米原さんは単に亡くなっているとだけ伝えられていましたが、調べていくうちにいろいろな情報が見えてきたそうです。

しかし番組としては結論を得ていないということで、これ以上の言及はなく、最後に2020年2月10日のニュース映像を流して番組は終わります。

上部てテロップには、こう書かれていました。

「放送時間の関係上、一部お伝えできませんでした」

ニュース映像

ニュースで焼身自殺とみられる、高齢男性の遺体が発見されたニュースが報道されています。

複数の焦げ跡があり、遺体近くにポリタンクとライターが落ちていたということです。

その男性は近所に住む米原実次さんとみられています。

まとめ

第1回放送のレビューにて、どんな内容になるのかをパターンで紹介しました。

私の受け取り方ですが、マクガフィン系かなという感じです。

「イシナガキクエ」とは何者なのか。女性の名前のようですが、あくまでその姿はAI処理されて現れたものであり、真実の姿はわかりません。

米原さんとの因果も不明ですが、「イシナガキクエ」を発見し次第、それを処理する役目を担っていたことがわかりました。

第2回放送の映像の中に現れた、何かが包まれた袋は処理された「イシナガキクエ」の1体なのかもしれません。

また、Youtuberキラフが発見した30枚以上の写真=1987年段階で米原さんが処理した「イシナガキクエ」が35体というのも、偶然の一致ではないと思います。

殺しても復活するというと「富江」を想像するところですが、お祓いができる乙さんに「処理」を依頼していたことから心霊関係だと推察されます。

発見したのは「イシナガキクエが映っている写真」心霊写真なのではないでしょうか。

その写真を発見し次第お焚き上げ供養をお願いしており、最後には米原さん自身が燃やされてしまった、と。

これだと代理店とは何者かが一切わからないので、多分違いますね。(笑)

なんにせよ面白い番組でした!

これを見たほかの方の考察も聞かせていただきたいものです。

それでは、また。

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